山形地区

地区の歴史と特徴

篠坂は和紙、郷原は養蚕、芦津は林業と、それぞれの集落が得意の産業を有していた歴史があり、豊かな雰囲気のただよう地区です。沖ノ山天然林は智頭杉発祥の地でもあり、昭和46年には沖ノ山国有林の一部が学術参考保護林として内部指定されるなど、日本の杉の主な在来品種として注目されています。

山形地区のシンボルは、奥行81m、幅10mの一直線の廊下をもつ長大な木造2階建ての旧山形小学校です。

明治8年に開校し、平成23年度末に閉校となった同校は、国の有形文化財にも登録され、現在では、さまざまな活動団体の事務所や林業の歴史をわかりやすく展示するスペースとして活用されています。また、旧山形保育園を共育センターとし、地域福祉に強い思いを持ちながら、森のミニデイなどを行い、地域のより処としています。

 

地区の取り組み

山形地区では、平成12年に芦津集落、平成14年に浅見集落で智頭町「日本1/0村おこし運動」の取り組みが始められました。芦津集落では子ども麒麟獅子舞を中心にした文化交流、蕎麦やお酒の製造、浅見集落では魚のつかみ取り、ログハウスなどあざみふれあい広場の整備、浅見谷のホタル保護などの取り組みが実施されてきました。そして、平成20年には山形地区振興協議会が設立され、林業資料館や木育ステージ、認知症0地区宣言や森のミニデイなどが実施されています。また、重要文化財に指定された旧山形小学校の活用にも取り組んでいます。

 

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芦津セラピーロード

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中国自然歩道を活用し、森林セラピーを行っている。春は新緑、秋は紅葉と自然豊かな景色が来訪者を楽しませてくれます。

林業資料館

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地元の山仕事を歴史、道具、写真などを通して、わかりやすく展示しています。山に関わる人々のインタビューもあり、貴重な資料がいっぱい。

森のミニデイ

地域の高齢者の介護予防のために、集まって食事や話をする場所を提供する住民主体で行うサービス。山形地区振興協議会が有償ボランティアで行っています。

浅見ログハウス

智頭町「日本1/0村おこし運動」で浅見集落のみなさんが手作りでログハウスを建設し、集落と集落外との交流拠点となっています。

䖝井神社

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秋の例大祭には花篭と獅子舞が奉納されます。花篭を背負う若者は、芦津地区から神社まで裸足で歩き、前後左右に太鼓、カツギ花、世話役等10人前後がお供します。

恋山形駅

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山形に来い!という意味から恋山形駅と名付けられました。日本に4つある恋のつく駅の一つであり、地元郵便局と連携した恋ポストやハート型の絵馬などが名物となっています。

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