那岐地区

地区の歴史と特徴

古くから信仰の山として愛されている伊邪那岐命と伊邪那美命の降臨伝説がある那岐山のふもとに広がる那岐地区。那岐山にはどうだんつつじやしゃくなげ、いわうちわなどの群生が見られる一方で、植林も積極的に行われ、黒尾峠から一望できる那岐山の広大な杉並木は貴重な景観資源となっています。

江戸時代から、新田の積極的な開発に乗り出したり、切り出した藩の御用材をご城下まで運搬する筏師として稼いだりと、少しでも生活を良くしようと努力してきた、向上心のある明るい地区です。

こうした過去の歴史の背景もあり、今でも、進取の気にあふれ、何事にも積極的な、明るい土地柄です。

 

地区の取り組み

那岐地区では、平成9年に早瀬集落、五月田集落、平成12年に奥西集落、早野集落で智頭町「日本1/0村おこし運動」が始まりました。早瀬集落では情報誌・たよりの発行、味噌の製造やイベント出店等、五月田集落では打上花火で親しまれるかんがえ地蔵祭りや加工施設の整備・運営、奥西集落ではいざなぎ市場の開催や文化財保護、ヤーコンの栽培・加工、早野集落では山菜おこわの製造やミニデイサービスなどが行われてきました。そして、平成23年には、いざなぎ振興協議会が設立され、婚活イベント「本気の婚活!」や那岐駅舎森のミニデイなどが実施されています。

 

 

img_index01.jpg

 

 

氷ノ山後山那岐山国定公園

pic_index01.jpg

どうだんつつじ、いわうちわなどの花が咲き、多くの登山者が訪れる人気の山です。那岐山を守る会が見守り、維持しています。

那岐獅子舞保存会

那岐神社氏子による獅子舞保存会。秋の例大祭には、花篭とともに奉納され、また新年には各集落へ披露します。そのための練習も随時行っています。

那岐駅

JR因美線の現役駅舎ですが、森のミニデイやレンタルスペースなど地元のみなさんが集まる場所としても活用されています。

フードショップなぎ

地元の人に愛されるスーパー。移動販売も行っているため、移動手段のない人にとっては欠かせないお店です。

かんがえ地蔵

pic_index05.jpg

那岐地区五月田集落の極楽寺にある知恵を授けるというお地蔵様。毎年8月に行われるかんがえ地蔵祭りでは打上
花火、振る舞いうどん、踊りなどが催されます。

柿の葉寿司・かき餅

pic_index06.jpg

智頭町の郷土料理である柿の葉寿司や冬季に餅を吊るしてつくるかき餅を那岐特産開発研究所で生産し、販売しています。

移住についての
お問い合わせ