森は優しくあなたを迎えます。深呼吸をして肩の力を抜けば、溶け込むように森の包容力に包まれていきます。あなたはそこに身を置いて、身をまかせるだけ。
まずは深呼吸。体の中いっぱいに息を吸い込むと、森の透き通った空気が心地いい。
色鮮やかな広葉樹林の新緑や青々とした盛夏の頃の緑、秋の紅葉が私たちの目を休ませ、気持ちを落ち着かせてくれます。
森に続く道は、土や落葉でほどよいクッション。移動しながらゆっくりと展開する景色やベンチに座って静かに眺める景観はリラックス効果を高めます。
森はあなたに向かい合っています。それを”ゆらぎ”として取り込めば、あなたも自然の一部分であるという、共鳴を与えてくれます。
《1/fのゆらぎ》
森の中で耳にする音、風にそよぐ枝葉、小鳥のさえずり、小川のせせらぎ・・・それらの心地よい波長は「1/fゆらぎ」と呼ばれる自然のハーモニーを奏で、私たちに安らぎと快適感を与えてくれます。
木に寄り添うとホッとします。”自分の1本”を見つけることから始めて、木と向かい合って対話をしたり、ただ同じ時間を共有したりします。
森の香りは安らぎを増幅します。どこかで嗅いだことのある特徴ある香りは、あなたの記憶のページをめくり始めます。
オプション体験メニュー: アロマオイル・フローラルウォーター抽出体験
森の中では、太陽光線の80%が吸収されるため目にも優しく、ちょうど良い木漏れ日を楽しむことができます。
雨の日に森に行こうと思う人は少ないかもしれません。でも、雨の日だからこそ楽しめる「森の表情」があります。色んな匂いが湧いてくるような感覚、木々や草花のみずみずしさが感じられます。
時には自然の威力を刻んだその姿を、いかにも穏やかそうに感じさせたりするのは、後で誰かに見られるのを知っていたかのような森のメッセージを感じます。
樹木は冷たい?あたたかい?実は少しだけあたたかいことを知っているでしょうか。
ひんやりと冷たい水は、すべて山や木が濾過(ろか)してできたもの。自然の恩恵を感じます。
年輪を数えてみると、私たちよりも遙かに長く生きている樹木。生命の力を感じます。