更新日: 2021年02月24日
新町長の思い ー住民と協働するまちづくりー
令和2年6月7日( 日)、任期満了に伴う智頭町長選挙が実施され、選挙の結果、金兒英夫(かねこひでお)新町長が就任しました。
新町長へ就任した心境、描いているまちづくりについて聞きました。
当選して、いま
なによりもまずほっとしました。支援していただいたすべての方々に感謝しています。この場を借りてお礼申し上げます。
そして、町長としての責任、使命の重大さを改めて痛感しています。町民のみなさんとともに夢ある智頭町を築いていきたいと考えています。
地域の人とともに
町長に就任したからといって今までできなかったことがいきなりできるとは思っていません。
条件がそろっていない、時代の流れにあっていないなど、難しいこともあると思います。情勢を見極めつつ、取り組んでいきたいと考えています。
智頭町の特色である住民参加、住民自治の根本的姿勢は崩しません。行政が一方的にまちづくりを進めるのではなく、地域の人による、地域のためのまちづくりを進めていきます。
そのために大切なのは、いつまでも元気で幸せな生活を送るための地域づくりと移住、定住政策だと考えています。
智頭町の平均寿命と健康寿命には10歳くらいの差があります。この差を埋めるために、健康体操、ミニデイといった施策を拡充し、どの年代も活力を持つ町を目指します。
また、智頭町の人口は、年間約100人減少しているのが現状です。外から人を呼び込みながら、進学、就職する子どもたちが町に留まってくれる、あるいは戻ってこられるように、移住施策と定住施策にバランス良く取り組み、若者に対して魅力ある町をつくる必要があると思います。
町民のみなさまへ
私と異なる考えを持つ人を否定したり排除したりする気持ちはありません。行政は一部の人のためのものではないからです。
智頭町には、すでに百人委員会、地区振興協議会など様々な考えを取り入れることができる土壌があります。そうした場やこれから新たに誕生するかもしれない場から出てきた意見にも耳を傾けていきたいと思います。
みなさんの理解と共感が得られるような地域の暮らしと行政の密接な関わりが、豊かで幸せな暮らしの実現につながると信じて町政を担っていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。