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更新日: 2025年06月30日

7月28日は日本肝炎デー、7月は鳥取県肝臓病月間

7月28日は日本肝炎デー、7月は鳥取県肝臓病月間です

【肝臓は何をするところ?】

  

肝臓は右上腹部にあり、次のような様々な働きをします。

    栄養分の分解・合成

    余分な栄養分を蓄える

    脂肪の消化吸収を助ける胆汁をつくる

    アルコール、薬剤、有害物質の解毒をする

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【肝臓病について】

 

●生活習慣が原因となるもの・・・アルコール性肝炎、脂肪肝

 

●ウイルスの感染が原因となるもの・・・ウイルス性肝炎

 

※上記の病気が進行すると肝硬変(肝細胞が壊され、肝臓の機能が失われた状態)、肝臓がんへとつながります。

 

日本国内では、急性・慢性を合わせて肝臓病の方が300万人います。

 

 

 

生活習慣

 

【生活習慣を見直して肝臓を守る】

  

 体にとって大切な肝臓を守るためには以下のポイントがあります。

★飲酒は日本酒なら1日1合まで(女性はこの半量)。週に2日の休肝日。

★良質のたんぱく質や野菜・海藻を摂取。

★脂肪や食塩は控えめに。

★余計な薬やサプリメントを飲まない。

★ウォーキングなど適度な運動をする。

 

*日本酒1合と同程度のアルコール量は?

  ビール中ビン1本

  ワイングラス2杯(180ml)

  ウイスキーダブル1杯(60ml)

  焼酎(アルコール度数25度)0.6合(110ml)

 

 

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【肝臓の健康状態を知る方法】

 

肝臓は「沈黙の臓器」といわれるように、病気になっても症状が出にくい臓器です。

 

肝臓の健康状態を知るために、以下の健診・検査を受けましょう。

 

智頭町が実施する特定健康診査(智頭町の国民健康保険の方の場合)、後期高齢者健康診査、肝炎ウイルス検査は無料です(智頭町国民健康保険以外の健康保険の場合、特定健康診査が有料となる場合もあります)。

 

 

●特定健診・後期高齢者健診(年に1回受けましょう)

 

血液検査で肝機能を調べます。ASTGOT)、ALTGPT)、γ-GT(γ-GTP)という項目が肝機能をあらわしています。

 

●肝炎ウイルス検査(一生の内に1回受けましょう)注(1)

 

特定・後期高齢者健診や会社の健康診断では、通常調べない項目です!

 

肝臓がんの原因の約9割を占めるB型・C型肝炎ウイルスに感染しているかどうかを調べます。

 

 

 

注(1)町の肝炎ウイルス検査は40歳以上の方が対象です。

 

39歳以下の方、及び40歳以上の方で以前に町の肝炎ウイルス検査を受けたがその後に感染の危険があった方などは、鳥取県が実施する肝炎ウイルス検査を受ける方法もあります。

 

 

 

 

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智頭町健診キャラクター まめ助くん

【集団健(検)診のご案内】 

  

 以下の日程・場所で特定健康診査、後期高齢者健康診査、肝炎ウイルス検査を実施します。事前に福祉課までご予約ください。 

 

7月15日(火)総合センター(午前8時30分~10時30分受付)
10月9日(木)総合センター(午前8時30分~10時30分受付)
11月3日(月・祝)ほのぼの内「ひだまりホール」(午前8時30分~10時30分受付)
12月23日(火)総合センター(午前8時30分~10時30分受付)


 

※7月はほのぼの内そよかぜ通りで、肝臓についての資料展示を行っています。お立ち寄りの際はぜひご覧ください。

 

 

このページに関するお問い合わせ先

福祉課

〒689-1402 鳥取県八頭郡智頭町智頭1875(保健・医療・福祉総合センターほのぼの内)

TEL:0858-75-4102 FAX:0858-75-4110

【業務内容】介護保険、後期高齢者医療制度、検診、国民健康保険等